骨盤臓器脱・性器脱
先ほどの説明と同じように腹横筋の緩みや骨盤の開きが要因となり骨盤内の臓器下垂を引き起こし、
更に体型補正下着やコスセットの着用などがあると腹圧がかかり、
内臓の行き場がなくなり女性器が脱出してしまうことがあります。
これが骨盤臓器脱・性器脱と言われる症状で、軽傷を含めると経産婦の3人に1人が持つ疾患だと言われています。
骨盤が開いている状態は骨盤低筋群が緩んでいるため、脱出を食い止めることができないのです。
初期の骨盤臓器脱・性器脱には自覚症状がなく、知らないうちに進行してしまうことが多いようです。
骨盤臓器脱・性器脱の解消のためには、インナーマッスルを始めとする筋力の回復しかありません。
恒例で筋力の回復が難しい場合は外科手術を受けることになります。
こういった健康被害を未然に防ぐために、常に高い腹圧をかけるコルセットやウエストニッパー、
筋力低下を招いてしまう体型補正下着の着用はできるだけ避けたほうが賢明と言えます。